nsIWebProgress その他の仕様が固定

| コメント(0) | トラックバック(0)

nsIWebProgressListener がいつまでたっても凍結されないため、いったいいつからインターフェースが変わっていないのかを調べるために LXR で CVS Log を見てみたところ、実は2004年10月30日の時点ですでに凍結されていたようだ。 もしかして、と思い先日リリースされた 1.8α5 の SDK をダウンロードして確認してみたところ、 1.7 と比較して次の idl ファイルが増えていた。

  • nsIDOMWindowUtils.idl
  • nsIDOMNSDocumentStyle.idl
  • nsIPromptService.idl
  • nsIUnicharStreamListener.idl
  • nsIWebProgress.idl
  • nsIWebProgressListener.idl

このうち nsIPromptServicensIWebProgressListenerGecko Embedding BasicsWhat You Provide で指定されているインターフェースの中ではまだ凍結されていないものだっただけに、ようやくといったところだ。 特に nsIWebProgressListener の方は実装されなければならないとなっていてブラウザ組み込みの鬼門となっていたのは間違いない。

まあ内容はコメントやライセンス以外は2002年から変更がなかったので実際には大して気にせずに使っていたんだけれど。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://nesitive.net/mt/tbping/11

コメントする

このブログ記事について

このページは、がNovember 26, 2004 12:50 AMに書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「Firefox 1.0 リリース」です。

次のブログ記事は「仕様が固定されたインターフェース」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。