nsIWebProgressListener
がいつまでたっても凍結されないため、いったいいつからインターフェースが変わっていないのかを調べるために LXR で CVS Log を見てみたところ、実は2004年10月30日の時点ですでに凍結されていたようだ。
もしかして、と思い先日リリースされた 1.8α5 の SDK をダウンロードして確認してみたところ、 1.7 と比較して次の idl ファイルが増えていた。
nsIDOMWindowUtils.idl
nsIDOMNSDocumentStyle.idl
nsIPromptService.idl
nsIUnicharStreamListener.idl
nsIWebProgress.idl
nsIWebProgressListener.idl
このうち nsIPromptService
と nsIWebProgressListener
は Gecko Embedding Basics の What You Provide で指定されているインターフェースの中ではまだ凍結されていないものだっただけに、ようやくといったところだ。
特に nsIWebProgressListener
の方は実装されなければならない
となっていてブラウザ組み込みの鬼門となっていたのは間違いない。
まあ内容はコメントやライセンス以外は2002年から変更がなかったので実際には大して気にせずに使っていたんだけれど。
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